2017-03-26 私の誕生日。三年前の生還の喜びと感謝 三年前、平成26年2月4日、節分の日の大安吉日。御茶ノ水、順天堂病院、本院にて「心臓弁膜症、上行大動脈瘤、心臓肥大」の手術を偉大な心臓血管外科医、「貴、天野篤御教授先生」にご執刀頂けたのです。 昨晩から降雪となり病院から見る景色は白銀の世界でした。 手術当日,8時には手術着に着替えておりました。 心臓弁膜症の手術は肋骨を切っての大手術と心震え無心に無事生還を祈り、全て「貴、天野篤御教授先生」に託させて頂く事に と、、、。 30分後、手術室に案内されまして手術台に仰向けになり本間御先生に「軽い注射をします。体を楽にして数を数えて下さい」優しいお言葉を耳にしながら1、、、、5で意識がなくなりました。 午後2時前後,手術の説明と家族の面会が出来たそうです。 その瞬時、全身麻酔の中、わたくしの顔の真上に夫と娘の姿と声が聞こえ映り「良かったな、無事だ!」と夫の声「お母さん!、お母さん!良かった、良かった」と娘の声。全身麻酔の状態であっても顔が映り聞こえるのですね。 午後8時15分ごろ集中治療室で目覚め再びの命が頂けた喜びと、ご執刀下さいました「貴、天野篤御教授先生」に感謝の念で一杯になりました。 生還して初めて目に致しましたのは「貴、横山泰孝御先生」とスカイツリーでした。「貴、横山泰孝御先生」に、にこやかに(もう目覚めましたか。早かったですね。)と口から内蔵に繋がる長い管を深呼吸をしながら抜いて頂き、ようやく声がでるようになりました。そののち頗る喉が渇き「一滴の水」がほしいと看護師さんを見る度お願いをしていました。濡れた脱脂綿を口の中に入れて頂き「お水」の尊さ有難さを改めて知る事になったのです。 早朝7時になりましたら「お水」を飲んでいいですよと、お聞きし待ち遠しく時計ばかり見ていました。個室に移動し、しばらくはお水飲用は一日1000リットルに制限されました。 幸せな事に手術時に輸血も術後の点滴も、うけず7日目に退院となった事です。 現在はお陰様で心身ともに充実した毎日を過ごしております。 「貴、天野篤御教授先生」、「貴、横山泰孝御先生」、「貴、本間先生」チームの御先生方誠に誠に有難うございました。厚く厚く御礼申し上げます。 生還時 水宝物 湯極楽 食し歩ける 凡の幸福 冨田珠花(啓子) 自詠歌 |