2013-03-27 私の誕生日。心に宿る一つの魂は「青くさせ、赤くさせ」悩ませます。 花曇りの日、早朝から小雨が降り出しました。 鉛色の空に美しく静かに悠然と咲く薄墨桜、素敵な光景ですね。 「歳月人を待たず」本当に早いものです。忽ちに髪に白いものが気になります年齢となってしまいました。 かつて、文豪バルザック、ゴリオ爺さんの「俺の青春は雲一つない空のようにまだ青く晴れわたっている、、、、。」の純粋無垢なこの言葉に魅せられ、どれほどに心動かされたことでしょう。 けがれたものは、けがれたものとして認めないような、頑固な持論をもつそんな人生観でございました。 いつの日か「清濁併せのむ」理に適わない事も併せ呑まなければ生きていけない無情な悲しい現実にを身をつまされるのです。 「三つ子の魂百まで」、、、。心に宿る一つの魂は私の心を赤くさせ青くさせ悩ませるのです。 平成25年 3月27日誕生日書く 珠花 冨田珠花 書道教室 冨田珠花 |
2013-03-20 春分の日。桜の花は満開。 春分の日。「暑さ寒さも彼岸まで」の慣用句の通り不思議と俄かに、暖かくなってまいりました。 わたくしの家の千川通り沿いの桜も満開に咲き乱れ、時々ヒヨドリが小枝に1羽、2羽と止まり、まるで絵を描いたかのようです。 千川沿いの桜並木は大正4年、村の人々が7㎞にわたって桜を植樹した事からといわれています。 その後、千川上水を地下に埋設。工事のため桜は切られ桜並木は失われてしまったそうです。 桜を惜しむ多くの住民の声から昭和58年江古田駅から中村橋駅付近まで桜並木を取り戻しお花見の名所になったと伝えられています。 冨田珠花 書道教室 冨田珠花 |
2013-03-03 「流し雛」の想い出 今日は、3月3日、女の子の健康と幸せをお祈りする習わしがあります桃のお節句です。 幼い時お子さんが授からなかった近所の方に誘われて、「紙雛さま」でない豪華な美しい着物の「お雛様」を災いを祓ってもらえるように、お祈りしながら川に流しました。 何故かとても「不気味」に感じた思い出があります。 後に「流し雛」とわかりました。 今では、お嫁入り道具の一つになっておりますのに、、、。 冨田珠花 |